<社民党>原子力安全委員人事に反対表明 政府は見直しせず(毎日新聞)

 社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)と阿部知子政審会長は17日、首相官邸で平野博文官房長官と会い、政府が12日に示した国会同意人事案のうち、原子力安全委員会委員に班目(まだらめ)春樹東大大学院教授を充てる案について反対の意向を伝えた。平野氏は人事案の見直しに応じない方針で、社民党は18日に三役会議などを開き、不同意を含めて国会での対応を協議する。

 班目氏は原発推進の立場で、07年に新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発が被災した際、損傷状況を調べた国の調査・対策委員会の委員長を務めた。原発反対派から「運転再開を急いだ」などの批判が出た経緯があり、福島氏は「脱原発」を掲げる党方針と相いれないとしている。

 政府提出の国会同意人事に、閣僚や与党が反対するのは異例。社民党は日銀政策委員会審議委員に、電気事業連合会副会長(前東京電力副社長)の森本宜久(よしひさ)氏を充てる案も同様の理由で「難色」を示した。人事案は19日に閣議決定し、今月下旬にも衆参両院で採決される見通し。

 平野氏は17日の記者会見で「所掌する閣僚が責任を持って人事として上げ、政府として国会に同意を求めている」と語り、人事案を見直す可能性を否定した。妥協案として、社民党の意見をまとめた要望書を政府に出してもらい、班目氏には要望に基づいて行動してもらうことを提案している。【西田進一郎】

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